- 938 :本当にあった怖い名無し:2011/05/14(土) 13:48:06.18 ID:sihSjop/O
- 震災でライフラインがやられ、家具倒壊もあった地域だった為、近くの公民館に近所中の人達が集まって避難生活することになった。
自分は元々、独居老人訪問ボランティアをしていた為、老人含め避難してない世帯の安否確認に次の日から走り回ってた。
その途中、いつも見かけるドジっ子デブ猫さんが路地裏を歩いているのを発見。
思わず「おお、お前、無事だったのか。よかったよ」と声をかけたら…
掠れた(震え気味な)声で、
「お、おまえこそ」
と日本語でちゃんと返事をしてきた。
その後、お互い気まずい雰囲気なってしまい、デブ猫さんは反対方向に走りさった。
かなりびびったが、あの猫さんに顔を覚えて貰えた喜びでなんかじわっとして泣けた。
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