516 :わんにゃん@名無しさん:2011/07/03(日) 00:41:48.90 ID:sq2euGlV
流れを読まずに書き込みます。
昔、とある田舎の大学へ受験に行ったとき。
試験には面接が含まれてて、自分の番までの待ち時間が2時間ほどできてしまったので、
大学構内の広場で、ベンチに座って面接対策の参考書読みながら時間を潰していた。
しばらくすると、どこからともなく小さな声で
「にゃん・・・・・・にゃん・・・・・・」
と鳴く声が聞こえてきた。
なぜか一定のリズムで規則正しく「にゃん・・・・・にゃん・・・・・」と鳴いている。
気になってあたりを見回すと、10メートルほど向こうに野良と思しき一匹の黒猫が見えた。
その猫の動きなんだけど、

体を伸ばして、寝返りを打つようにコロコロ転がって、そして一声「にゃん・・・・」
かと思ったら今度は反対方向にコロコロ転がって、また一声「にゃん・・・・」

ってのを延々と繰り返していた。思わずその猫のほうに歩いていったら、俺に気づいた黒猫は脱兎のごとく逃げ出して、
広場の向こうの方まで遠ざかっていってしまった。
仕方なくベンチに座りなおすと、
黒猫はまた同じ動きで、転がっては「にゃん・・・・」転がっては「にゃん・・・・」ってやり始めた。
あれは絶対に俺を誘惑していた、気がする。





キャプチャ

スポンサーリンク