気のやさしいわんこで、外で暮らしてる時も狐にごはんあげてたり(正確には食われてたｗ)
鳥がついばんでるの寝ながら眺めたりしてる大人しい子でね
その子がたまに飯分けてた野良猫の親子がいたんだけど、人には全然慣れなくて5m以内に近づけない
ある冬、フードの中の寝床のわんこに猫親子が寄り添って丸まっててびっくり
よっぽど寒かったんだろうけど、いくらご飯食わせてもらってるとは言え犬とくっついて暖取るなんて
しかも人間の家の中、ごめんくださいして入ったのかと思うと可哀相で
何とか家の子にしようと頑張ったけど、家に近づくのは冬の間だけ
人が顔だすとフーシャーで無理だった
冬の同衾は何年か続いて、わんこ亡くなってからはパタリと来なくなったけど、
あれはやっぱりわんこと猫は何らかの意志疎通を交わしてたんだなと思う。
一度だけ「お前フーシャー言って居候なんて図々しいな」って言ったら
うるうぅうおわああって威嚇された
あれは小僧うるせえええって言ってたんだと思う。
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