- 360 :本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 18:46:06.09 ID:wx9r4Bfc0
- 私が中学の時
私のおじいちゃんの大腸癌が発覚して、
私は直前まで知らなかったんだけど、その時にはもう手遅れだった
当然おじいちゃんは一時帰宅が許可された時意外は
病院で亡くなるまでを過ごしていたんだけど、
おじいちゃんの家で飼ってた猫(わりと年配猫)が、
おじいちゃんが病院に戻る時とか、すっごく鳴いてて、
その猫は警戒心の強い猫であんまり人になつかなかったんだけど、
おじいちゃんにだけはなついてたから、
「病院に戻るのが寂しいんだねー」
なんて皆で言ってたんだ
スポンサーリンク
- 361 :本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 18:48:57.04 ID:wx9r4Bfc0
- つづき
不思議なのはここからで、
末期の大腸癌の人を見たことあるひとは知ってると思うけど、
大腸癌になると、腹水が溜まっておなかが膨れちゃうんだ
だからおなかにチューブを繋いでそれを少しずつ抜くんだけど
おじいちゃんにちょうどその症状が出始めた時、
家に居た猫のおなかもぷっくり膨らんじゃって
おなかにその時何が溜まってたのかはよくわからない
おじいちゃんのことで家の中がばたばたしてたし、
猫が全然苦しむ様子もなかったから、病院には連れて行かなかった
その症状はおじいちゃんが病院で亡くなるまで続いた - 362 :本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 18:51:11.86 ID:wx9r4Bfc0
- 更につづき
おじいちゃんが亡くなると、
嘘みたいに猫のおなかは引っ込んじゃって、
それから半月くらいのうちにみるみる弱って死んじゃった
未だに「なんだったんだろうねー」と家族の中で話になる
私の頭にはエンパシーという言葉が浮かんだよ
その後一ヶ月くらいしてから、
おばあちゃんがコタツでうとうとしてると、
おじいちゃんがその猫と一緒に枕元(?)に立ってるって
夢をみたそうです
天国でも一緒に仲良くいてくれたらいいなぁ
と心から思います
長くてごめんね
「お前の代わりにワシが」「いやいや我輩が」
でも病気がちょっと大きすぎたんだろうな。
天国でも相棒がいれば寂しくないね。