148: わんにゃん@名無しさん 2015/11/30(月) 19:33:55.73 ID:ul6w4tMO
いつか失うのに、わかっていたのに愛さずにはいられなかった
最初で最後の運命の子だった
14年前のあの日から家族になり、今では唯一の家族になっていた

うるさく鳴くからトイレか?ご飯か?と用意しても鳴き続けて、困り果てて抱っこしたら「それだ」と言わんばかりにピタリと黙って幸せそうな顔をした

本当に猫か?中身は人間なんじゃないかと思うほど賢くて人間じみた部分のある子だった
だから錯覚していた、もっと一緒にいられると
漠然と、眠る時はきっとやすらかに訪れるものと、そう思っていた

どうしてあんなに苦しんでいるんだ
どうしてお金を出す以外にできる事がないんだ
面会さえもストレスを与えている…?でもいつどうなるか分からないから、毎日でも面会した方がいいと言われてしまう

危篤状態のあの子に毎日会いにいき、ストレスを与える
会いたい、撫でたい、それさえもストレスに変わっている?
もう治せないとわかっていながら、苦しませてでも治療を続けること
これも飼い主のエゴなのか

神様がいるのなら恨まずにはいられない
あの子だけがこの世界で唯一の家族で愛せる存在だったのに
何故、あれほど苦しめるやり方で迎えにきたんだ

頼むから諦めて帰ってください
何を引き換えにしてもいい、あの子だけは渡したくない




【犬】チラシの裏【猫】 1匹目
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